東松島コンサート

合唱オペラ「セロ弾きのゴーシュ」

プログラム

第1部 じゃがいも・ソングアルバム

指 揮: 鈴木 義孝       ピアノ: 郷津由紀子
 
ポラーノの広場のうた
岩手軽便鉄道の一月   他
「こどものたたかい」 より
 

第2部 合唱オペラ セロ弾きのゴーシュ

原作: 宮沢賢治
台本・作曲: 林 光
演 出: 加藤 直
 
指 揮: 鈴木 義孝
ピアノ: 郷津由紀子
 

Cast * キャスト

ゴーシュ    東海林 聡
楽長      森谷 美紀
三毛猫     鈴木 瞳
かっこう    鈴木 恵
仔狸      小野寺あすか
野ねずみの母  鈴木 俊明
司会者     阿部 洋

合唱団「じゃがいも」のための広告     林 光

 「じゃがいも」は不思議な集団である。合唱団というのは、しばしば規律だとかきびしい練習だとか勢いだとかがおもてに出て目立つものだが、じゃがいもにはそれがない。
 なんとなく楽しげで、はたから見るとのんびりとさえ思える行動が、かれらの規律であり練習であるらしい。ゆったりとした練習場は居心地がいいから、団員の娘や息子たちはその片隅で遊んだり本をよんだりして過ごし、そのうち当然のように正式のメンバーになって行く。
 子じゃがと呼ばれてさいしょは自分らの出番をつくってもらっていた彼らは、やがて成人して親たちと肩を並べるようになる。最近は「孫じゃが」たちがそのあとを追いはじめている。
 好奇心、肩をいからさない、自然体の声と演技、これらのじゃがいも流をつくり出した中心に、結成いらいの指揮者鈴木義孝さんがいる。ヴォイス・トレーナーに声をつくってもらっておいて、おもむろに「指導」するというような合唱指揮者からもっとも遠いところに彼はいる。このような、合唱共同体とでもいいたい集団はめったにない。
 だからぼくはいくつもの実験的な合唱作品の初演を鈴木さんとじゃがいもに委ねてきたし、それを後悔したことはない。
 「合唱がすべて」とむきになったりしないじゃがいもの良さをことばで伝えるのはむずかしい。実物にふれてお確かめください。
 
 

公演詳細

合唱団じゃがいも 東松島コンサート

 
日時:2012年9月23日(日)
   午後2時30分開演(午後2時開場) 
会場:東松島市コミュニティーセンター
   (入場無料/一時保育あり)
 
主催:石巻支援三七会 協賛 株式会社ジェーシービー
後援:東松島市教育委員会/石巻市教育委員会/
   宮教大教育復興支援センター
協力:岡埜栄泉/墨廼江酒造
 
問合せ/保育申込み:090-8113-3355(長谷川)
 
 

フォトギャラリー

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