第16回世田谷ファミリーコンサート

合唱オペラ セロ弾きのゴーシュ

■指揮 : 林 光 ・ 鈴木義孝     ■演出 : 加藤 直
 

第1部 じゃがいも・ソングアルバム

ポラーノの広場のうた
岩手軽便鉄道の一月   他
「こどものたたかい」 より
 

第2部 合唱オペラ セロ弾きのゴーシュ

原作: 宮沢賢治
台本・作曲: 林 光
ピアノ: 郷津由紀子
 

公演詳細

第16回世田谷ファミリーコンサート 
ー合唱団じゃがいも演奏会ー
合唱オペラ「セロ弾きのゴーシュ」

 
日時:2011年10月9日(日)13:30会場 / 14:00 開演
会場:玉川区民会館ホール(東急大井町線「等々力駅」ホーム前)
 
入場料:大人1500円 / 小学生~高校生500円
( 未就学児のご入場はご相談ください 。)
主催:世田谷ファミリーコンサート実行委員会
〒154ー0023 世田谷区若林4ー31ー7 都教組世田谷支部内
 
後援:世田谷区教育委員会
 
チケット予約・お問合せ:
TEL 03-3413-9219(10:00~18:00)
FAX 03-3413-8092 (都教組世田谷支部)
 
合唱オペラ「セロ弾きのゴーシュ」の詳細はこちら
  

合唱団「じゃがいも」のための広告     林 光

 「じゃがいも」は不思議な集団である。合唱団というのは、しばしば規律だとかきびしい練習だとか勢いだとかがおもてに出て目立つものだが、じゃがいもにはそれがない。
 なんとなく楽しげで、はたから見るとのんびりとさえ思える行動が、かれらの規律であり練習であるらしい。ゆったりとした練習場は居心地がいいから、団員の娘や息子たちはその片隅で遊んだり本をよんだりして過ごし、そのうち当然のように正式のメンバーになって行く。
 子じゃがと呼ばれてさいしょは自分らの出番をつくってもらっていた彼らは、やがて成人して親たちと肩を並べるようになる。最近は「孫じゃが」たちがそのあとを追いはじめている。
 好奇心、肩をいからさない、自然体の声と演技、これらのじゃがいも流をつくり出した中心に、結成いらいの指揮者鈴木義孝さんがいる。ヴォイス・トレーナーに声をつくってもらっておいて、おもむろに「指導」するというような合唱指揮者からもっとも遠いところに彼はいる。このような、合唱共同体とでもいいたい集団はめったにない。
 だからぼくはいくつもの実験的な合唱作品の初演を鈴木さんとじゃがいもに委ねてきたし、それを後悔したことはない。
 「合唱がすべて」とむきになったりしないじゃがいもの良さをことばで伝えるのはむずかしい。実物にふれてお確かめください。
 
 

フォトギャラリー

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